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建設業の賃金・等級制度とは、社員の役割レベルを定める「等級」と、それに対応する「賃金テーブル」「手当」「昇給・昇格の基準」をルール化した仕組みです。2024年問題による時間外労働の上限規制と割増賃金率の引き上げで、残業前提・属人的な賃金決定は経営リスクになりました。ここでは、等級制度と賃金テーブルの作り方、手当の設計、昇給・昇格の基準づくり、2024年問題への対応、そして人事評価との連動までを、横浜市・川崎市の中小建設会社の実務に即して解説します。
建設業の賃金・等級制度とは
賃金・等級制度は、「誰に、どんな役割を期待し、いくら払うのか」を会社のルールとして明文化する仕組みです。感覚での賃金決定から脱却し、社員が納得できる処遇を実現します。制度は次の4つの要素で構成されます。
等級制度(役割の階段)
社員の役割・責任のレベルを段階で表したものです。等級が上がるほど、求められる役割と賃金レンジも上がります。
賃金テーブル(等級ごとの給与レンジ)
各等級にいくらの基本給を支払うかを定めた表です。同じ等級内でも評価に応じて差がつくよう、レンジ(幅)を持たせます。
手当(役割・環境への対価)
資格・現場・役職など、基本給では表しきれない要素を補う支給です。目的を明確にして設計します。
昇給・昇格の基準
評価に応じて賃金や等級がどう上がるかのルールです。ここが曖昧だと、制度全体が形骸化します。
なぜ今、賃金・等級制度の見直しが必要か
属人的な賃金決定のリスク
社長の感覚で決めた賃金は、根拠を説明できず、社員間の不公平感やベテランの不満を生みます。人材の流動化が進む今、説明できる賃金は定着の必須条件です。
イメージ事例:ある建設会社では、同じ職長クラスでも社長との付き合いの長さで基本給に5万円の差がついていました。後から入った実力者がそれを知り「頑張っても報われない」と感じて退職。残された社員にも不信感が広がりました。
2024年問題による働き方の変化
時間外労働の上限規制で「残業で稼ぐ」前提が崩れました。基本給や手当の設計を見直し、時間ではなく役割と成果で処遇する制度への転換が求められます。
イメージ事例:ある会社では基本給を低めに設定し、月40時間ほどの残業代で手取りを確保していました。上限規制で残業が月20時間に減った途端、若手の手取りが月3〜4万円下がり、「残業で稼ぐ」前提が崩れて複数名が転職を検討し始めました。
採用競争力の確保
求職者は初任給だけでなく、入社後にどう昇給していけるかを見ています。明確な賃金テーブルは、採用の場面でも強い武器になります。
イメージ事例:ある会社では初任給は他社と同水準でしたが、その後の昇給ルールを求人で示せませんでした。面接で「3年後の給料は?」と聞かれても答えられず、明確な賃金テーブルを提示できる同業他社に内定者2人を奪われました。
| 課題 | 放置した場合 | 制度化のメリット |
|---|---|---|
| 属人的な賃金 | 不公平感・離職 | 納得感のある処遇 |
| 残業前提の賃金 | 規制対応が困難 | 生産性ベースの処遇 |
| 昇給基準が不明 | 将来不安・応募減 | 採用力・定着力向上 |
等級制度の作り方
等級数の決め方
中小建設会社では3〜6等級が目安です。多すぎると運用が複雑になり、少なすぎると昇格の実感が持てません。会社の規模と役割の段階に合わせて設計します。
等級定義(役割・責任の言語化)
各等級で「何ができ、何に責任を持つのか」を具体的な行動で定義します。これが評価基準や昇格要件の土台になります。
職種別コースの検討
施工管理・技能・事務でキャリアの伸び方が異なるため、複線型の等級(コース)を設けると、それぞれの専門性を正当に評価できます。
| 等級 | 役割イメージ | 期待される力 |
|---|---|---|
| 1〜2等級 | 担当者・若手 | 基本作業・安全の習得 |
| 3〜4等級 | 中堅・職長 | 現場管理・後輩指導 |
| 5〜6等級 | 管理職・幹部 | 複数現場・経営視点 |
賃金テーブルの作り方
賃金レンジ(上限・下限)を決める
等級ごとに基本給の下限と上限を設定します。レンジを持たせることで、同じ等級でも評価や経験に応じて昇給できる余地をつくります。
号俸(きざみ)の設計
レンジ内を号俸で刻み、毎年の評価に応じて号数を上げる方式にすると、昇給運用が分かりやすくなります。
世間相場・地域相場の考え方
横浜市・川崎市の求人相場や職種別の水準を踏まえ、採用競争力のある水準に調整します。高すぎず低すぎない設計が重要です。
| 等級 | 基本給レンジの考え方 |
|---|---|
| 下位等級 | 採用相場を意識し応募が来る水準に |
| 中位等級 | 定着の中核。上位への希望が持てる幅 |
| 上位等級 | 責任に見合う水準で流出を防ぐ |
手当の設計
手当は目的を明確にして設計します。目的が曖昧な手当が増えると、賃金全体が分かりにくくなり、見直しも困難になります。
資格手当
施工管理技士や各種資格の保有・活用に対して支給し、自己研鑽と会社の技術力向上を促します。
現場手当・出張手当
遠方現場や特殊作業など、負担や環境に応じた支給で公平性を担保します。
役職手当
職長や管理職としての責任に対して支給します。等級・評価と整合させることが重要です。
| 手当 | 目的 | 例 |
|---|---|---|
| 資格手当 | 技術力の評価 | 施工管理技士・職長 |
| 現場手当 | 負担・環境の補償 | 遠方・特殊作業 |
| 役職手当 | 責任への対価 | 職長・管理職 |
昇給・昇格の基準づくり
昇給の基準
評価ランクに応じて号俸を上げる仕組みにし、毎年の定期昇給を運用します。原資の範囲で無理なく回せる設計にします。
昇格の基準
上位等級の役割を果たせると認められたら昇格、という要件を明確にします。一定評価の連続獲得などを条件にすると運用しやすくなります。
降給・降格の扱い
原則として慎重に扱い、まずは育成とフィードバックで改善を促します。ルールとしては定めつつ、運用は丁寧に行います。
| 区分 | 判断のポイント |
|---|---|
| 昇給 | 今期の評価ランク |
| 昇格 | 上位役割の遂行力・評価の継続 |
| 据置・改善 | 育成と面談で立て直す |
2024年問題が建設業の賃金に与える影響と対応
時間外労働の上限規制
原則として月45時間・年360時間の上限が適用され、長時間残業を前提とした働き方はできなくなりました。工程管理と人員配置の見直しが必要です。
割増賃金率の引き上げ
月60時間を超える時間外労働の割増賃金率は、中小企業でも50%以上に引き上げられています。残業の多い賃金設計はコスト増につながります。
月給制・生産性ベースへの移行
収入の安定は定着に直結します。日給から月給制への移行や、成果・役割で処遇する制度への転換が、規制対応と人材確保を両立させます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 上限規制 | 原則 月45時間・年360時間 |
| 割増率 | 月60時間超は50%以上(中小含む) |
| 対応の方向 | 月給化・工程平準化・生産性向上 |
人事評価と賃金の連動
賃金・等級制度は、人事評価と結びついて初めて“生きた制度”になります。評価結果を昇給・賞与・昇格に反映することで、社員は成長と処遇の関係を実感できます。評価制度の作り方は人事評価制度のカテゴリーで詳しく解説しています。
評価から昇給へ
評価ランクごとに昇給号数を定め、頑張りが翌年の給与に反映される流れをつくります。
評価から賞与へ
基準額に評価係数を掛ける方式で、会社業績と個人の頑張りの両方を反映します。
賃金制度見直しの進め方と注意点
賃金は社員の生活に直結するため、見直しは慎重に進めます。現行制度の分析、新制度の設計、移行時の不利益への配慮、丁寧な説明という順で進めるのが基本です。
| よくある失敗 | 回避策 |
|---|---|
| 既存社員の賃金が下がる | 移行時は不利益変更に配慮し調整給を検討 |
| 手当が乱立して複雑化 | 目的で整理し基本給に統合 |
| 評価と連動していない | 評価ランクと昇給・賞与を接続 |
横浜・川崎の建設会社の賃金・等級制度づくり
賃金・等級制度は、自社だけで設計すると相場観や法対応の面で不安が残ります。横浜市・川崎市の建設会社であれば、地域の採用相場や職種構成、2024年問題への対応を踏まえた設計をご提案できます。まずは無料相談で、現行の賃金の課題を整理することをおすすめします。
賃金制度が社員のモチベーションに与える影響
賃金は生活の基盤であると同時に、会社からの評価のメッセージでもあります。「頑張っても給与が変わらない」と感じれば意欲は下がり、「成長すれば処遇に反映される」と実感できれば意欲は高まります。賃金制度は、単なるコスト配分ではなく、社員のやる気と会社の成長をつなぐ経営の仕組みとして捉えることが大切です。
納得感が定着とやる気を生む
金額の多寡そのものよりも、「なぜその金額なのか」が説明できることが、社員の納得感を左右します。等級と評価に基づく賃金は根拠を示せるため、たとえ厳しい評価でも本人が受け止めやすくなります。納得感は、離職の抑制と前向きな挑戦の両方につながります。
将来の見通しが「続ける理由」になる
賃金テーブルによって「この等級まで上がればこのくらいの収入になる」という将来像が見えると、若手は長期的なキャリアを自社で描けるようになります。見通しの提示は、目先の給与額以上に定着へ効きます。
公平性がチームの一体感を高める
同じ役割・同じ成果には同じ処遇、という公平性は、社内の不要な不満や派閥意識を減らします。制度による透明な賃金は、チームで協力し合う土壌をつくります。
賃金・等級制度の導入でよくある経営者の疑問
制度づくりに踏み出す際、経営者からは共通した疑問が寄せられます。ここでは代表的な疑問と考え方を整理します。
人件費が上がってしまわないか
制度化イコール人件費増ではありません。むしろ、目的の曖昧な手当や場当たり的な昇給を整理することで、限られた原資を成長する社員へ重点配分できるようになります。総額をコントロールしながら、メリハリのある配分に変えることが可能です。
作っても運用できるか不安
複雑な制度は続きません。中小建設会社では、まず等級・評価・賃金のシンプルなつながりから始め、運用しながら育てていくのが現実的です。年間の運用サイクルを決めておけば、無理なく回せます。
今いる社員の反発が心配
賃金の見直しは丁寧な説明と合意形成が不可欠です。移行時は不利益変更に配慮し、必要に応じて調整給を設けるなど、既存社員が損をしない設計を心がけます。目的である「公平で成長できる会社にすること」を共有することが、納得への近道です。
無料相談受付中
フェニックス
〒223-0057
神奈川県横浜市港北区新羽町1172-1-501
営業時間 9:00~17:30 (土日祝日を除く)
選ばれる理由
大手より50~75%コストダウン
毎回の採用に関するコストは、採用経費だけでなく教育研修費・担当者人件費など目に見えない経費があります。
年間経済コストを大手に比べ大幅にコストダウンさせます。

成長人材の育成・採用に特化
転職市場には、もっと楽したい・もっと休みたいという人材が多く、いきなり採用広告を出しても、期待する人材は応募してきません。
弊社では、成長する喜び・働きがいを求める「成長人材」に特化した採用・育成を支援します。

人事のお悩みに現地で伴走
成長する仕組み設計・運用支援・採用支援・面接同席・適性診断・入社後の研修まで全て伴走型支援が可能です。

退職の悪循環を解消
せっかく採用しても入社後に期待していたイメージと違えば若者はすぐに退職してしまいます。
退職する根本的な原因を排除していきますので、成長人材が極めて短期間で即戦力として活躍できる仕組みを作ります。

他の会社との違い
他社

経営知識のない人事コンサルタントや採用広告担当者
- テンプレートを埋めるだけの新人コンサルタントがコピペの人事評価制度を入れようとする
- 成長人材の心理を理解できないライターによる訴求力のない会社紹介
弊社

理念・戦略から診断し成長人材を増やす経験豊富な担当者
- 人材紹介会社への年収の25~30%の手数料は不要になる
- 採用広告でも、成長意欲の高い人材からの応募が集まる
- 入社後も自動的に成長する仕組みが出来ている
比較表
| 項目 | 当社 | 大手HR系コンサルティング会社 | 一般的な 採用代行会社 |
|---|---|---|---|
| 経営理念の確認 (作成支援も可) | ◎ | △ | ✕ |
| 商品・営業戦略の確認 (作成支援も可) | ◎ | ✕ | ✕ |
| 組織戦略 | ◎ | ○ | ✕ |
| 育成戦略 | ◎ | ○ | ✕ |
| 採用戦略 | ◎ | △ | ○ |
| コスト | 大手の半額以下 成長したい人材を採用・育成したい会社向け | 高額 | 激安 |
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お客様の声

小田原市
(有) 大畠工務店 様
大畠社長
お客様の声
HR系大手コンサル会社が作った人事評価制度を導入し、経営理念も新たに策定しましたが、社内が一向に良くならない時に守田さんに相談に乗ってもらいました。そして、人財が育つよう組織作りを見直し、人事評価制度も見直しを行いました。
今では最年少の社員が一日も早く現場監督になろうと目を輝かせていて、経営理念が社内に浸透してきていることを肌で感じることが出来るようになり、「成長の見える化」が本当に大切だと実感しています。
守田のコメント
人事評価制度や経営理念を策定したことに満足せず、組織風土が変わることに徹底的にこだわり抜いた大畠社長の経営者の想いの強さが社風を変える大きな要因となりました。
何でも自分一人でやろうとせず、経営者がやるべき「戦略の立案と人材の育成」に集中したことで、若い人たちがどんどん成長していく仕組みが動き始め、今後が楽しみです。

横浜市
(株)ニプラ 様
星野社長
お客様の声
業界の抱える課題解決に向けて起業し、ビジネスも軌道に乗り始めた中で以前より親交のあった守田さんに人材育成の仕組みづくりについて相談に乗ってもらいました。
自社の強みを活かした「戦略の立案」について相談し、社員が自分で成長を目指す人事評価/給与制度を導入する支援をしてもらいました。
今では、営業職として成長意欲の高い若手社員が入社してドンドン成長していく姿を見守ることが楽しみになっています。
守田のコメント
まだ本当に少人数だった頃から「社員が自主的に行動を起こす人事評価が欲しい!」とお声掛けいただきました。
「営業職として成長する未来」を実感している星野社長だからこそ、提案営業を志望する若手社員が大きく成長できる環境づくりに貪欲に取り組んでいて、社長と社員の好ましい関係性が「逞しい営業マンづくり」につながっているのだと思います。
会社紹介
有限会社フェニックス

営業時間
9:00~17:30
定休日
土日祝
電話番号
045-298-1180
住所
〒223-0057 神奈川県横浜市港北区新羽町1172-1-501
会社沿革
1996年
株式会社日本LCAのフランチャイズLCA-Gとして
有限会社守田コンサルティング事務所創業(支援分野:経営・人事・営業)
1999年
株式会社ベンチャー・リンク主宰“ビジネスクラブ”として
『社長の道場(中小企業後継経営者育成塾)』開始
2014年
有限会社守田コンサルティング事務所を有限会社フェニックスへ商号変更
2015年
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント代理店として
ストレス耐性対応採用適性検査・アドバンテッジインサイト取扱を開始
2019年
株式会社あしたのチーム代理店として
人事評価サービス“あしたのチーム”導入支援事業を開始
2023年
建設業など人材不足が深刻な業界に特化した成長人材育成・採用サービス開始
Vision 10年ビジョン
中小企業の社長が描く大きな夢・中期経営計画に、一人ひとりの社員が自分の夢・ライフプランを投影し何としても その夢を実現させようと真剣な努力を重ねることで、会社は経営目標を達成し社員も自分の夢の実現を実感できる。
そんな、会社と社員の理想の関係を創ることが私たちの使命です。
私たちは、あしたのチームの人事評価を中小企業に普及させることで、一人ひとりの社員の努力・働きが適正に評価される環境を提供し、働きがいを感じた社員が、会社の経営を我が事のように考え働くことで、働く喜びを実感できる会社づくりを支援していきます。
中小企業で働く人たちが、働く喜びを実感することで、笑顔が広がり、笑顔で子どもたちと接することで、家庭にも笑顔が広がり、子どもたちも早く働きたいと思えるような社会をつくっていくのは、私たち大人の責務です。
私たちは、事業を通じて得た利益は、適正労働分配率と公正な評価に基づき公正に社員に還元し、更なる事業の普及促進に向けた社会への還元を続けながら、会社の存続発展のために計画的に内部留保します。
そして、この国の基盤を支える中小企業で働く人たちが、誇りと喜びをもって働ける魅力あふれる会社のネットワークを神奈川に拡げていきます。
代表取締役 守田 明(もりた あきら)のご挨拶

「建設業界で働くことで得られるメリット」を最大化して、「働きがい」を求めて転職を考える若手人材から注目される会社へと進化させていきたい・・・
「楽して稼ぎたい!」と多くの若者が考える中にも、「仕事を通じて自分を成長させたい!」と願うポジティブな若者が少数ながらも存在します。
彼らの心に火を着け、建設業だからこそ味わえる達成感・責任感・一体感といったものを通じて自己成長を実感できる会社へと進化させていくことが、働きがいを求める若手人材の未来を照らす光となり、会社発展の礎となり、人材不足に苦しむ建設業界の未来を支えることにつながると確信しています。
没個性の採用を繰り返し多大な採用・育成コストを浪費し続ける採用活動から卒業し、ポジティブな若手人材が競って応募したくなる会社へと進化する採用政策へとシフトチェンジしていきませんか?
有限会社フェニックス
代表取締役 守田 明
Profile
1960年7月
東京都生まれ
1979年 3月
私立鎌倉学園高等学校卒業
1983年 3月
中央大学商学部卒業
1983年 4月
株式会社東京スタイル入社 1年間の婦人服営業を経て、人事部で人事管理を担当
1000人規模の会社で「人事」の重要性を体得
1989年 3月
株式会社アルゴ21入社 設立後5年のベンチャー企業へ人事経験者として入社
3社合併人事、年間100人超の採用を担当するなど人事制度の骨格づくりを推進
1994年 5月
LCAグループに加盟(日本LCAよりDIPS・経営コンサルティングの技術供与を受け始める・個人事業として経営コンサルティング業務を開始)
1996年 7月
有限会社守田コンサルティング事務所を設立(代表取締役所長に就任)
(現:有限会社フェニックス)
2007年 6月
EQGA公認EQプロファイラー認定
2019年 1月
株式会社あしたのチーム認定コンサルタント登録
2023年1月
建設業など人材不足が深刻な業界に特化した成長人材育成・採用サービス開始
よくあるケース(想定事例)
賃金・等級制度の整備に取り組む建設会社では、次のようなケースがよく見られます。
| よくあるケース | 起きていること | 解決の方向性 |
|---|---|---|
| 属人的な賃金決定 | 根拠を説明できず不公平感を生む | 等級・賃金テーブルで基準を明文化 |
| 残業前提の賃金設計 | 2024年問題で手取りが下がるリスク | 基本給・手当中心の設計に転換 |
| 昇給の基準が曖昧 | 何をすれば上がるか見えず離職につながる | 評価と連動した昇給・昇格ルールを整備 |
賃金水準の目安は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」で職種・年齢別に公表されています。金額は年により変動するため、最新値は公式サイトでご確認ください。
参考・出典(公的機関)
本記事の制度・数値に関する内容は、以下の公的機関の情報を参考にしています。制度の要件・金額・統計数値・実施状況は年度や制度改正により変わるため、実際の手続きや最新の数値は各機関の公式サイトで必ずご確認ください。 なお、本文中の「イメージ事例」は理解を助けるための想定シナリオであり、記載した人数・金額・期間などは実在の統計ではなくサンプルです。
- 賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
年齢・勤続年数・役職・産業別などの賃金水準を毎年公表している基幹統計。自社の賃金テーブルや水準を検討する際の客観的な比較材料になります。 - 就労条件総合調査(厚生労働省)
賃金制度・労働時間制度・休暇制度など企業の就労条件の実態を調べた調査。手当や等級制度の設計時に他社の傾向を把握できます。 - 毎月勤労統計調査(厚生労働省)
給与や労働時間の動向を毎月把握できる調査。賃上げや残業の傾向を確認する際の基礎データになります。 - 建設業の労働・資材対策(国土交通省)
技能労働者の処遇改善や設計労務単価に関する国の取り組みをまとめたページ。建設業の賃金・処遇を考える際の背景情報になります。 - 「働き方改革」の実現に向けて(厚生労働省)
時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金など、働き方改革関連法の概要を解説。2024年問題への対応方針を確認できます。
よくある質問
Q. 等級制度と賃金テーブルはどちらから作るべきですか?
A. まず役割レベルを定義する等級制度を設計し、それに賃金テーブルを対応させるのが基本です。評価制度とも連動させます。
Q. 2024年問題は賃金にどう影響しますか?
A. 時間外労働の上限規制(原則 月45時間・年360時間)と割増賃金率の引き上げにより、残業前提の賃金設計は見直しが必要です。
Q. 手当はどう決めればよいですか?
A. 資格・現場・役職など目的を明確にして設計します。手当の乱立は避け、評価・育成方針と整合させます。
Q. 既存社員の賃金を下げずに見直せますか?
A. 移行時は不利益変更に配慮し、調整給などで段階的に整えるのが一般的です。丁寧な説明と合意形成が重要です。
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